松岡美術館では2011年10月5日(水)-12月20日(火)まで日本の和美・彩美を開催いたします。

創立者・松岡清次郎のコレクションの始まりは、一幅の日本の掛軸でした。
大正10年(1921)頃、本所元町(現・両国)にあった東京美術倶楽部で、川端玉章の軸装を購入したのを皮切りに、新画から古画へ、そして陶磁器へと日本の作品蒐集の幅を広げていきました。

また、美術館の創立よりも前に、美大・芸大専門の予備校「新宿美術学院」を開校し、日本の次代を担うアーティストの育成にも力を尽くして参りました。
清次郎の頭の中には、常に”世界の中の日本”という意識があったのかもしれません。
 
本展では、海外作品のみの前回展とは様相を変え、日本人による作品をご覧いただきます。
明治・大正・昭和と激動の時代を生き抜いた創立者の日本に対する想いを感じ取っていただければ幸いです。

展覧会名 日本の和美・彩美
会期 2011年10月5日(水)-12月20日(火) ※展示室5のみ前期後期有り
会場 2階 展示室4~6
  テーマ展示による3部構成

展示室4 いろどり・古伊万里
展示室5遥かなる時代(とき) –
物語の絵画 前期10/5(水)-11/6(日) 後期11/8(火)-12/20(火)
展示室6 風景を感じる~秋から冬へ~ 
開館時間 10:00-17:00※入館は閉館の30分前まで

休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)

観覧料 一般800円/中高大生500円/65歳以上・障害者700円
※小学生以下無料 ※20名以上の団体は各100円引き 

出品作家
東山魁夷、横山操、中島虎威、北野治男、牧野三生郎、神田良子、中川八郎
前期:鏑木清方、下村観山、寺崎廣業、田能村直入、大山忠作、北澤映月、前田青邨
後期:酒井抱一、久隅守景、清原雪信、松岡映丘、英一蝶、狩野永徳、円山応挙※橋本雅邦、真野満
、安田靫彦は前期後期出品いたします。
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松岡美術館 広報

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